2008年、あの「スパイダーマン」で人気を博したトビー・マグワイアが監督を務め、ジョニー・デップの息子リリー・ローズ・デップも出演したコメディ映画「ジャンプ・ストリート」。この作品は、一見普通の高校生のくせに実は警察官という設定のシュールなストーリー展開と、主演のチャニング・タタムとジョンのキャラの対比が面白い!
「ジャンプ・ストリート」は、麻薬取締り部隊に所属する若手警官シュミット(マイケル・セラ)とジェンコ(ジョナ・ヒル)の活躍を描いています。二人は、高校時代にいじめられていたという共通点を持っていますが、性格は正反対。シュミットは頭脳明晰で真面目で、ジェンコは太り気味で陽気で人気者。そんな二人が、麻薬取引を行う高校に潜入捜査することになります。
しかし、高校生活を完全に忘れていた二人には、高校生らしい言動やファッションがまるで「異世界」に来たかのように戸惑い、大苦戦!シュミットは、勉強に励む真面目な生徒に扮しますが、実は勉強が嫌いという設定のため、いつも不安そうな顔をしています。一方、ジェンコは運動部で人気のあるイケメンを目指しますが、運動神経が悪く、いつも失敗ばかり。
そんな二人ですが、徐々に高校生活に溶け込んでいき、友情を育んでいきます。そして、麻薬取引の真相を暴き出すために、時には危険な任務にも立ち向かいます。
この映画の魅力は、なんといってもシュミットとジェンコのコミカルな掛け合いでしょう。二人の性格や価値観がぶつかり合うことで、笑いが絶えませんが、同時に友情も芽生えていく様子が心温まります。
さらに、「ジャンプ・ストリート」は、高校時代の懐かしい思い出を呼び起こしてくれる作品でもあります。あの頃の青春時代、恋、友情、そして葛藤…「ジャンプ・ストリート」を通して、改めて自分自身の高校時代を振り返ってみるのも良いかもしれません。
注目ポイント:
- 主演俳優の個性: チャニング・タタムは、「マジックマイク」シリーズで知られる筋肉美の持ち主ですが、ここではコミカルな役柄を演じています。ジョナ・ヒルも、「マネーボール」や「ザ・ウルフ・オブ・ウォール街」といった重厚な作品に出演していますが、この映画ではお茶目なキャラクターを演じ、意外な一面を見せてくれます。
- 友情を描いたストーリー: シュミットとジェンコは最初は反発し合っていましたが、共に困難を乗り越える中で強い絆を築いていきます。友情の大切さを再認識させてくれる感動的なシーンも盛り込まれています。
- 青春コメディとしての要素: 高校生活を舞台にしたこの映画には、恋、友情、そして葛藤といった青春時代ならではのテーマが満載です。懐かしさを感じながら、楽しく見られる作品となっています。
主演俳優 | 役柄 | 個性 |
---|---|---|
チャニング・タタム | シュミット | 頭脳明晰だが真面目すぎる |
ジョナ・ヒル | ジェンコ | 太り気味で陽気で人気者だが、運動神経は悪い |
「ジャンプ・ストリート」は、笑いを求める人、友情を描いた映画を探している人、そして青春時代を懐かしみたい人にぴったりの作品です。ぜひ一度ご覧になってみて下さい!